シシドのヒトリゴト

きょうも指先に心をこめて

夫と話し合って、1か月様子をみることにしました

おはようございます。前に書いたこのエントリーの続きを書きます。

ikitagari.hatenablog.com

 その前に、あたたかいコメントをくださったあうろー(id:oulaw)さん、aSaさん(id:aSa)さん、ありがとうございました。この場でもお礼を言わせてください。いただいたコメントを読んで、一番大事なものがなんなのか再確認することができました。また、ひとりで抱えすぎないでというところを読んで涙がでてしまいました。私自身もちょっと参ってしまっていたんだと思います。

 

昨日の夜、夫はここ数日にないくらい明るい顔で帰ってきました。泣かずに落ち着いて話せそうだったので、以下のことを伝えました。

・私にとって夫が健康でいてくれることが一番大切

・仕事がつらいなら休職や退職という選択肢もある

・この前のような状態が続くようなら、おそらくこころの病気なので病院に行った方が良いと思っている

夫の話も聞き、相談しました。その結果「今すぐ病院にはいかない。1か月様子をみて、また同じ状態(ささいなことでひどく悲しくなってしまう、眠れない、考えがまとまらないなど)になってしまったら病院に行く」ということにしました。

 

今すぐ病院に行かないとした理由は、夫に聞いた以下の2点により、仕事の状態が好転しそうだからです。

・数か月ずっと夫を苦しめていた最大の案件に決着がついたこと

・来週から夫を補佐してくださる方が配属になり、業務量が減ること

夫は数か月前から取引先とのトラブルを抱えていたのですが、その話がこじれてしまい、訴訟問題に発展する直前だったそうです。夫は責任を感じて、その問題が頭から離れなかったと言っていました。今週、なんとか双方の着地点がみつかり、決着がついたことで、頭の中を占めていた大きな心配事が消えたそうです。

また、夫の仕事は本来2人体制で担当するのですが、昨年もう一人の方が退職されたまま、人員の補充がなかったのです。そのため夫はこの3か月、1人で2人分の業務をこなしていました。来週から、新しい方が配属になり通常の2人体制に戻るため、業務量が減る見込み、ということでした。

上記の2つのことと、なにより夫の顔が明るくなり、目に力が戻った感じがすることから、今すぐには病院に行かないことにしました。ブログを読んで下さった方には、ご心配をおかけし申し訳ありませんでした。

 

でも、油断はできません。今回のトラブルはなんとかおさまったそうですが、もっとひどいことになる可能性もありました。なにより仕事を続けていく以上、新たなつらい局面に遭遇することも、避けては通れません。そのときに、今度こそ夫が病気になってしまうリスクは大きいと感じます。

 

今回のことで、自分の生活がどれだけ危うい基盤の上になりたっているかを思い知りました。今の家は社宅なので、夫が退職することになれば出ていかなくてはいけません。私は結婚を機に退職してしまい、収入がありません。しばらくは実家に身をよせることはできても、その後は?病気の夫を抱えて再就職できるのか?など不安しか感じませんでした。家族を守るためにも、今のままではいけないと強く感じました。生きるために、具体的な戦略をたてようと思います。