シシドのヒトリゴト

きょうも指先に心をこめて

知る人ぞ知る「御胎内神社」でもう一度産まれ直してきました

富士山の麓に、ひっそりとその神社はあります。その名も「御胎内神社」。名前からしてちょっと異様な雰囲気です。

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この神社の最大の特色は「御胎内」と呼ばれる洞窟です。富士山の噴火の影響でできたその洞窟は、人の体の中を模していると言われており、中には肋骨(らしき岩肌)やら小腸(らしき岩肌)、なでると安産になるという岩など見どころがたくさん。

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洞窟の中は、ひんやりとして本物の暗闇が広がっています。本物の暗闇は、想像以上に怖いです。岩肌はごつごつして、床面は濡れて滑りやすいので、なにも明かりがない状態では進むことができません。(首から下げるタイプの懐中電灯がオススメです)


なかでも一番大変なのが、「子返り」と呼ばれる場所で、とても天井が低く、手足をつかないと前に進むことができません。そうやって進むうちに上のほうに光が見えてきて、「わー、産まれた!!自分!」という気持ちになって洞窟から出られます。

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【洞窟内に入るときの注意】
・懐中電灯必須
・荷物はリュックにいれるなどして手に持たないほうがいい
・けが防止のため、帽子と軍手があるとよい

 

洞窟の暗闇は想像以上に怖かったです。産まれる前の自分は、初めて光を見たときどう思ったんだろう・・と不思議な気持ちになりました。

近くには温泉も湧いているので、機会があればぜひ立ち寄ってみてください!

【参考リンク】

御胎内清宏園 | 御胎内温泉健康センター