明日から働くことになったので、無職生活半年を振り返る

とうとうこの日がやってきてしまいました。

昨年秋に、東京で勤めていた会社を退職し、縁もゆかりもない夫の勤務地に越してきた私。人間関係も仕事探しも、イチからのスタートです。吹雪の中、バスで通ったハローワーク。高校生にまじって自動車学校に通い、運転免許もとりました。このたび、無事に仕事がきまり、明日(4月1日)から働けることになりました。

非正規雇用ですし、雇用期限つきではありますが、家以外に自分の居場所ができること、人と関われることはうれしいです。また、家計にもお金を入れられるし、独身時代の貯金を崩さなくても、好きな本や服も買えます。

でも、やっぱり働きにでるのは怖い。ちゃんと周りに溶け込めるだろうか、お客様に迷惑をかけないだろうか、仕事はちゃんと覚えられるだろうか。新卒の学生じゃあるまいし、やってみなければわからないのですが、怖いものは怖いのです。

何はともあれ、今日で私の無職生活は一旦終わりです。せっかくなので、この半年間にやったことを振り返りたいと思います。

【結婚】(入籍＋挙式＋披露宴)

「一生に一度だから沼」にハマり、大変な目に合う。ストレスで口唇ヘルペスが悪化し常に口から血を流す。

【引っ越し】

翌朝起きて、見慣れない天井の木目に心細くなり泣く。でもすぐ慣れた。

【ハローワーク通い】

職員さんに親切にしていただく。履歴書の書き方をならい、面接練習をする。

【運転免許取得】(自動車学校＋試験)

入校日、若年者講習免除だったのが自分一人だった。はずかしかった。運転は苦手で怖くて吐きそうになるのでいつか克服してやると誓う。

【ネットにはまる】

無職の方のブログを読みあさる。巡回ルートを作り、更新がないとしょんぼりする。そうしているうち、そうだ自分で書けばいい、と思い立つ。

【ブログをはじめる】

ライブドアで主婦ブログをはじめるものの「子供が受験に失敗」「夫が借金をつくってDV」といった話題についていけず。はてなブログがいいかも、と思うけど、頭いい人が書くちょっと怖いところ、というイメージがあってためらう。でも思い切ってはじめて人生初のオフ会にまで参加させていただく。

ざっと振り返ってみましたが、意外といろんなことがありました。会社員だった自分と、無職主婦の自分は、同じ自分なのか不思議なくらい、考え方や物の見方が変わりました。無職になって見えてきた自分は、心細く、夫ありきの、弱い自分でした。いや、変わったというよりも、組織によりかかり、目の前の仕事に忙殺されて見えなくなっていた、自分の不安が拡大されただけなのかもしれません。

明日からは新しい職場で、また新しい人々と関わって生きていきます。いろんなことがあると思うけど、どうせなら「シシドさんがきてくれてよかった」と思ってもらえるように、働きたいなと思います。よし、がんばる！！それでは、また！